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多様な働き方事例

第2回企業訪問会を実施しました

令和7年12月12日(金)、多様な働き方やDEI推進に積極的に取り組む企業を実際に訪問し、現場や従業員の声から「働きやすい職場づくり」のヒントを学ぶことを目的とした「第2回企業訪問会」を開催しました。

第2回となる今回は、建設業と観光・サービス業という、前回とは異なる分野の企業を訪問し、それぞれの現場での取組や課題、そして人材育成や働き方改革について理解を深めました。今回は重松建設株式会社様と株式会社しまなみ様を訪問させていただきました。

また、今回も引き続き、両訪問先でアドバイザーとしてオフィス・カラー代表の水谷紀子先生の講義および参加型のワークショップを実施しました。

最初に訪問したのは、地域に根ざした建設業を展開する重松建設株式会社様です。

会社概要や事業内容の説明を通して、公共・民間工事の両面で地域インフラを支える役割や、長年にわたる信頼の積み重ねについてお話を伺いました。

建設業界における人材確保の課題を背景に、社員が長く働き続けられる職場づくりについての取組が紹介されました。

中でも、コロナ禍以前は応接室として使用していたスペースを育児スペースへと転用し、子どもを連れて出社できる環境を整えた事例は、参加者の関心を集めました。あわせて、時間差出勤やテレワークの導入など、個々のライフスタイルに応じた柔軟な働き方を支える工夫についても説明がありました。

続いて、水谷先生から、多様な働き方やDEIの視点を取り入れた職場づくりについて講義がありました。

重松建設株式会社様の事例を踏まえながら、「制度を整えること」と「現場で実際に使われること」の両立の重要性や、社員一人ひとりの状況に目を向けることが、結果的に企業の持続的な成長につながることを学びました。

講義後には、水谷先生の進行によるワークショップを実施しました。

参加者は、自社の現状や課題を整理しながら、「今すぐできる工夫」「中長期的に検討したい取り組み」について意見を出し合い、共有しました。建設業の現場での実例を起点に議論が進んだことで、より実践的な学びの場となりました。

道の駅 伯方S・Cパーク マリンオアシスはかたに移動後、
株式会社しまなみ様の3名(村上専務取締役、橋田管理部長、福岡さん)からお話を伺いました。

1人目の村上専務取締役からは、観光・交流拠点の運営を通じて地域の魅力を発信する会社の事業内容や、道の駅・遊覧船など多岐にわたる取組について説明を受けました。

続く2人目の橋田管理部長からは、移住者や外国人スタッフ、若者や女性など、多様な人材が活躍する職場環境づくりや評価制度の工夫について、具体的な数字や事例を交えて紹介がありました。

また、「まずやってみる」という社風のもと、スタッフ自身が商品開発のアイデアを出し、実際の商品化につなげている取組についても共有されました。任せてみることで一人ひとりの力を引き出し、スタッフの考えが形になる企業を目指しているという言葉が印象的でした。

3人目は、今治市に移住された社員の福岡さんから、マリンオアシスはかたにおいて、実際にどのような商品開発のアイデア出しを行っているのかについてお話がありました。

多様な人材が関わる現場だからこそ、柔軟な働き方やコミュニケーションの重要性を意識している点が語られ、参加者は自社との共通点を重ねながら耳を傾けていました。

実際に販売している塩アイスクリームを試食させていただきました。

株式会社しまなみ様の取組紹介を受け、水谷先生から再び講義がありました。

観光・サービス業の特性を踏まえつつ、多様な人材が関わる現場でこそ必要となる視点や、働き方を柔軟に捉える重要性について、具体例を交えながら説明がありました。

最後に行われたワークショップでは、今回の学びを振り返りながら、自社で活かせそうな取組や気づきを参加者同士で共有しました。

業種の違いを超えた意見交換が行われ、それぞれの立場から「働きやすい職場」について考える時間となりました。

今回の企業訪問会を通じて、「人が働き続けられる環境づくり」の重要性を改めて共有することができました。 今回得られた学びをそれぞれの職場に持ち帰り、今後の取組に活かしていただけることを期待しています。

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